少しでも楽をするために

NO IMAGE

展示ケース内の照明を作る上で、求められる特性として代表的なものに壁面照度の均一度があります。この調整をするのに、当たりを付ける調整は目視で行って細かいところになると、予め決めた測定ポイントの照度を測っていきます。
目視でやるところもそこそこの場数を踏んでいないと良く判らないとの、照度を測るのも割と時間がかかります。

お金が潤沢にあれば、多点測定できる照度計を買えば良いのですが、その稼働率も考えると気楽に買う気になれず、絶対値は別にして照度の相対比較が出来れば相当に作業が楽になると考えて、フォトトランジスタを使った側光治具を作りはじめました。
dsc_0107

ちょっと試してみたら、案外使えそうなので、とりあえず10箇所を同時に測定できるだけ作ろうと思います。

ゆくゆくはラズパイでも使って、スタンドアロンで使える治具化したいのですが、とりあえずは出力をデータロガー介してPCで見ながら使ってみる予定です。

昨今のMakersブームでいろいろと敷居の低そうなマイコンが沢山出ていて、何か一つ使い方を身につけたいと思っていたので、こうした道具ですと実際の仕事にも役立つので、学びながら技術を習得するには良さそうなネタです。

新しい事を理解出来るだけの柔軟性と根性が残っていると良いのですが・・・・

関連記事

  • データで見てもいい案配 昨日改修工事をさせていただいた結果を輝度カメラで撮影してみました。 平のぞきケース内の輝度分布の比較です。 こちらが改修前の輝 […] Posted in 照明
  • 美術館・博物館向けの展示照明とは美術館・博物館向けの展示照明とは 展示照明への要求 美術館・博物館は文化財を収集・整理し、文化財の価値を社会に対して公開する役割を担っています。美術館・博物館で収蔵、展示 […] Posted in 照明
  • 広州ライティングフェア 観光編広州ライティングフェア 観光編 広州ライティングフェアの関連で、広州はどんな感じだったのかを観光編と称してお伝えします。広州市は北京市、上海市と並んで中国本土の三 […] Posted in 趣味
  • 謳い文句は伊達じゃない謳い文句は伊達じゃない 接着材と両面テープが大好物です。 どうしてもネジを使っては成り立たない製品がありまして、試しにセメダインの「メタルロック」と […] Posted in 設計

設計カテゴリの最新記事