この1年強、携わってきた美術館の開館を目前に控え、展示品がケースに収まり、その照明の調整のお手伝いに出かけてきました。
空っぽの展示ケースで照明器具としての調整は済ませてあり、それなりの出来になったな~と、ほどほどの満足感を抱いていましたが、本物の展示品が入り、それに併せて照明を微調整した後の空間を目の当たりにして、満足感の桁が2つほど変わりました。
数百年間もの間、先人が大事にしつつ伝え残してきた伝世品は持っている力は、強烈です。展示ケースはおろか、展示室全体の雰囲気も大きく変え、本当に刺激的な心地良い空間に変わります。
改めて、見せるために作られ、伝えられた品々の力を実感しました。
こうしたものを見せるための一助となる照明器具を作る仕事に辿り付けた事を、幸せに思える仕事になりました。
様々なご縁に感謝する次第です。
明日も、もう一日楽しめちゃうので、嬉しいですね~♪
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