佐久間 茂

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  • 2016.10.20

視覚は奥が深いですね

私の生業としては照明器具を作る事ですが、ものを作るからには、その目的から考え始めるトップダウン型の指向(嗜好?)が強く、 どんな見え方が正解なのか? その見え方を実現するにはどんな光なのか? その光を得るためにはどんな照明器具が必要なのか? なんてことを、考えています。 こうした事の理解を進めるためには、人がどのようにものを見ているのか、と言う仕掛けを理解することが必要でして、その一助になることを […]

  • 2016.10.12

日々の仕事が次の仕事の源

仕事仲間(一般的にいうところのお客さま)からご紹介いただき、建築設計事務所の方と打合せをしてきました。 日頃手がけているのとはちょっと毛色の異なるお話でして、実際にお役に立てるかどうかは定かではありませんが、こうして案件をご紹介戴けるというのは、本当にありがたいことです。 幸いにして、今のところは社内の稼働率がほぼ100%の状態で仕事をしていますので、新たなお客さまを求めて、純粋な営業活動は行って […]

  • 2016.10.10

難しかった・・・・けど、楽しめました

この週末、これから作る美術館さん向けのモックアップの仕込みに出かけてきました。 これまでに作った事も、見たこともないタイプの照明器具を所望され作りました。作っている本人もどんな光になるのかちょっと予想がつかない状況での現場入りでした。 光の按配の調整が容易ではない光学系でして、やっぱり苦戦しました。これまで経験したモックアップでは最強ランクになってしました。 当初1日で決着する予定でしたが、展示に […]

  • 2016.10.07

やっと再会出来ました

昨年の開館以来、展覧会のごとに照明をお手伝いさせていただいている東京黎明アートルームさんで10月10日から開催される「花下遊楽図屏風と寛文美人図 集い・祝い・喜び・舞う人々 〜」展の照明のお手伝いに出かけてきました。 この展覧会に、一体の菩薩苦行像がお出ましになっています。 こちらのお釈迦様は、この仕事をさせていただく最初の打合せで拝見させていただいた折りに、とても強く印象に残り、このお釈迦様を最 […]

  • 2016.10.05

息抜きとしての設計

納期に追われている仕事がほぼ一段落していまして、ここ数日間は興味の対象が製品作りではなく、会社作りに向いています。 製品を作ることは、勉強もしてきたし経験もしてきているので、割と楽に出来ますが、会社作りは桁違いに難しいです。 前々からキッチリと実験をして正解を導き出しておきたい機構がありまして、現実逃避行動としてその実験道具の設計をやっていました。 たかが板金4つの部品ですが、この実験方法を考える […]

  • 2016.10.03

データで見てもいい案配

昨日改修工事をさせていただいた結果を輝度カメラで撮影してみました。 平のぞきケース内の輝度分布の比較です。 こちらが改修前の輝度分布です。 色が黄色っぽいところが明るく、青っぽいところが暗いところです。 こちらですと、肝心のケース中央部分でやや暗く、作品が置かれない端の部分が明るくなってしまっています。 これに対し、 改修後のケース内の輝度分布です。 いい感じに展示エリアの中央部分を中心に全体に均 […]

  • 2016.10.02

ローリグタワーを買っちゃった

画廊さん向けに照明器具を誂えさせていただくお仕事をいただきました。 偶然にも昨年の秋にも画廊さん向けに照明器具をお作りしたことがあったりしまして、この季節は画廊さん仕事の旬なのでしょうか? このお仕事、照明器具の設置までを段取りしなくてはなりませんで、必要に迫られてローリングタワーを買っちゃいました。 作業面高さが3.5mにもなる、なかなかいいサイズのものです。 現場の天井高が5.5mもありました […]

  • 2016.10.01

華やかさの源

私の年代(昭和40年代生まれ)に取っては、当然の様に物心ついた頃から野球好きです。 生憎、運動全般が強烈に下手で、草野球以外はやったことが無いのですが、観戦は相当に好きなことです。 今年も、私が心を寄せているチームは大変不甲斐ないシーズンを過ごし、悲しいシーズンでした。 ペナントレースが終わるこの季節は各チームとも一斉に、戦力外通告を出し始めます。 良くこちらのサイトで確認しちゃっています。 プロ […]

  • 2016.09.28

謳い文句は伊達じゃない

接着材と両面テープが大好物です。 どうしてもネジを使っては成り立たない製品がありまして、試しにセメダインの「メタルロック」という接着材を使ってみました。 パッケージの裏側には「ネジ・リベット・溶接に代わる構造物の接合に」なんて素敵な文言が踊っていましたが、その文言に偽りはありませんでした。 金属同士の接着に用いたところ、安心感に溢れる強度で接着することが出来ました。 新しい武器を手に入れた感じがし […]

  • 2016.09.26

結構なボリュームでした

全部で130m分の壁付けケース用の照明を納めて、その配光調整を行ってきました。 何回かに分けて合計3日間かかりました。 一つの美術館でこれだけの量を納めるのは、キャリアハイの量でして、実際にやってみるとなかなか終わりが見えず、骨が折れます。 少しでも作業を楽に使用と思い、器具のブラケットの構造には少しコストをかけておいたことは正解でした。ここをケチるとあと2日くらいは余計にかかったかも知れません。 […]

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